大英博物館のおすすめルート 無駄なく有名展示品をまわろう

ロンドンの観光名所の一つ、British Museum(大英博物館)。毎年世界中から観光客が押し寄せます。世界中から集めた所蔵品を一挙に展示しており、館内はものすごく広いでので、限られた時間で見るしかない観光客には強敵の観光名所。

1週間かけて全ての部屋を見て回り、訪問回数は10回以上の私が、大英博物館を訪れるといつも回るルートをご紹介します。

目次

大英博物館への行き方

地下鉄の最寄り駅はTottenham Court Road(トッテナム・コート・ロード)駅です。Central Line(セントラル・ライン)とNorthern Line(ノーザン・ライン)が通っています。

駅から徒歩5分ですが、表通りに面していないのでGoogle Mapで方向を確かめると良いでしょう。

バスなら14番がBritish Museumの前に停まりますが、14番に乗るより、たくさん来るTottenham Court Road Station行きのバスに乗る方が早く着くことがあります。1, 8, 14, 19, 24, 25, 29, 38, 55, 73, 98, 134, 242, 390番のバスが通ります。

地下鉄最寄り駅 Tottenham Court Road (Central Line, Norther Line) 
バス1, 8, 14, 19, 24, 25, 29, 38, 55, 73, 98, 134, 242, 390 

大英博物館の開館時間、入場料など

開館時間 10:00~18:00 金曜:10:00~20:30 
休館日1月1日、12月24日~26日
入場料無料

入場する際に手荷物チェックがあります。観光客が多いと歩道に沿って長蛇の列が作られるので、早めに行く方が良いです。私は15時くらいに行って、30分並びました。

なお、スーツケースなど、車輪の付いた大きな荷物を預ける場所がないので、ホテルや駅で預けなければなりません。

大英博物館のお薦めルート(1階 Level 0)

私が大英博物館に行く度に通るルートを紹介します。大英博物館では工事中で展示室が閉ざされていることが多々ありますので、ご注意ください。

Level 0(1階)と上階を合わせてゆっくり見て回って約2時間のルートです。

Ground Floor Route
1階のおすすめルート

グレート・コート

まず最初に入るのがGreat Court(グレート・コート)です。表のパルテノン神殿のような雰囲気とは全く異なり、近代的なドームと白壁が目を引きます。

Great Court

お土産店や簡単なカフェもあります。

ロゼッタ・ストーンとエジプトの彫刻 Room4

グレート・コートからRoom 4に入ると、正面に見えるのがロゼッタ・ストーンです。いつも人だかりができているので、近くで見るのが大変です。

The Rosetta Stone
© The Trustees of the British Museum

両側に延びるRoom 4にはエジプトの彫刻が展示されています。ラムセス2世の胸像など、巨大な像がいっぱいで見ごたえ抜群です。

statue of Ramses II
© The Trustees of the British Museum

アッシリアの人頭有翼雄牛像 Room6,8,10

Room6、Room 8やRoom 10には、人頭有翼雄牛像があります。体が雄牛、男性の頭の翼がある動物で、宮殿の門を守っていました。

Colossal Statue of a Winged Lion
© The Trustees of the British Museum

Room 8を抜けると、ギリシャの彫刻が展示されています。ギリシャとアッシリアの異なる文明が隣同士に展示されているのは不思議な感覚です。

ネレイド記念碑 Room17

Nereid Monument(ネレイド記念碑)はギリシャ彫刻の神殿のようですが、実はトルコの遺跡です。ネレイドという海の妖精を柱の間に配置しています。

Nereid Monument

展示の仕方が幻想的な感じで、私の好きな部屋です。

ギリシャの彫刻 エルギン・マーブル Room18

Room 18にはギリシャのパルテノン神殿から集めた大理石の彫刻が展示されています。

これらの彫刻はエルギン伯爵がパルテノン神殿より剥ぎ取ってイギリスに持ち帰った為、エルギン・マーブルと呼ばれています。

Elgin Marble, Pediment
© The Trustees of the British Museum

人間の体を忠実に再現した大理石の彫刻が陳列され、壁にはレリーフがたくさん展示されています。元々のパルテノン神殿はどんな姿だったのか想像が膨らみます。

大英博物館のお薦めルート(4階~ Level 3~)

Level 3(4階)の最大の見所はミイラです。たまに工事中の時がありますが、展示室が開いているなら絶対に見るべきです。

ミイラの展示室に行くまでに多くの部屋を通るので、自分の好みの展示物を見つけるのも楽しいですね。

Upper Floor Route
Level3(4階)以上のおすすめルート

南階段を登りきると、Level 3(4階)に到着します。

ルイス島のチェス駒 Room40

映画「ハリー・ポッターと賢者の石」でロンが操ったチェス駒がThe Lewis Chessmen(ルイス島のチェス駒)です。

映画は少し恐ろしい雰囲気がありましたが、これらのチェス駒は顔の表情がユニークです。

The Lewis Chessman
© The Trustees of the British Museum

ポートランドの壺 Room70

イギリスの陶磁器メーカー、ウェッジウッドの創始者が、The Portland Vase(ポートランドの壺)からインスパイアされてテーブルウェアをデザインしました。

Portland Vase

ポートランドの壺は、愛や結婚をテーマにしたデザインなので、結婚式のギフトとして作られたのだろうと考えられています。

ミイラ Room62,63

大英博物館といえば、ミイラのイメージ。大小さまざまなミイラが横たえられています。かわいいのは猫のミイラです。エジプトでは猫は神聖視されていたそうです。

animal mummies
© The Trustees of the British Museum

たくさんの棺もガラスケースに入って展示されています。エジプトの人たちはまさか世界中の人々から見られるなんて思わなかったでしょうね。

mummy
© The Trustees of the British Museum

バビロニアの地図 Room55 (おまけ)

大英博物館には世界で一番古い地図、バビロニアの地図が展示されています。

でも、ほとんど知られておらず、全く注目を浴びていません。この地図がどこにあるのかわからなくて、警備員に訊いても誰も知らず、展示もひっそりとしています。

この地図はバビロニアの世界地図で、紀元前7世紀のものだそうです。手のひらに乗るくらい小さいです。

Babylonian world map

二重の円の部分が海、縦の二本線はユーフラテス川、それを横切る長方形がバビロンです。中央の穴は円を描くためにコンパスを使用した跡です。

メジャーな展示物ではないですが、時間がある人にはぜひ見ていただきたい遺物です。

日本の展示 Room92-94

Room 92はミイラの奥にあり、階段を上って6階にあります。

はっきり言って行き辛い展示室ですが、根付や浮世絵などのコレクションが素晴らしいので、行く価値はあります。

The Mitsubishi Corporation Japanese Galleries

外国で日本がどのように展示されているのか、英語の説明文はどのように表記されるのか興味は尽きません。

大英博物館ルートまとめ

大英博物館で見ておくべき所蔵品を巡る最短ルートをご紹介しました。大英博物館の中は迷路のようになっているので、地図を手に回りましょう。

  1. メインエントランスから入館する
  2. グレート・コートに入って、左の展示室へ通じる入口に行く
  3. Room 4でロゼッタ・ストーン、エジプト王の巨大な像を見る
  4. Room 6、もしくはRoom 8で人頭有翼雄牛像を見る
  5. Room 17でネレイド記念碑を見る
  6. 隣のRoom 18でギリシャ彫刻を見る
  7. メインエントランスに戻り、南階段を上り、4階へ
  8. 階段を上りきったら、まっすぐRoom 40へ進み、ルイス島のチェス駒を見る
  9. Room 39を経由して、Room70に行き、ポートランドの壺を見る
  10. まっすぐ進み、Room 62とRoom 63のミイラを見る
  11. Room 63からRoom 55に移動し、バビロニアの地図を見る (おまけ)
  12. Room 63へ戻り、北階段を上ってRoom 92の日本の展示室へ
  13. 帰りは北階段を下りてグレート・コートに戻る
  14. お土産を買って終了!

他にも多くの展示物があるので、時間があるなら他の部屋もぜひ見に行ってください。

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