長距離フライトをちょっとでも楽に過ごしたい!
飛行機に乗る時にどんな服を着れば良いのかな?
海外旅行の度に浮かんでくるこんな悩み。
飛行機の中であまり疲れずに、降りてすぐに観光できる格好が理想ですよね。
何度も日本とイギリスの往復を繰り返している私が長時間フライトで女性が着るおすすめの服装を紹介します。
ロングフライトでは重ね着できて締め付けない服装が最適!
長時間狭い飛行機の中にいる時におすすめの服装は2点あります。
まずは、重ね着ができること。
機内は多くの乗客がいて一人一人に合わせた気温にはできません。寒さ、暑さを感じたら自分で調節をする必要があります。
何か1枚羽織るものをカバンに入れておきましょう。
もう一つが、体を締め付けないこと。
何時間も座席に座っているとロングフライト血栓症(エコノミークラス症候群)になるリスクが増えます。
それを防止するため、狭い座席でも動きやすいようにゆったりとした服装が良いです。
機内で着ていると楽な服装を具体的に紹介!
長時間フライトで着るのはどんな洋服が良いのか気になるところです。
私がいつも飛行機に乗る時に着ているものを4つを紹介します。
- 長時間機内にいても楽!丈の長いスカート
- カーディガン、もしくはパーカーで体温調節をしよう
- 着圧ソックスで足のむくみを防ぐ
- ブラトップで締め付けを防ぐ
長時間席に座っていても楽!丈の長いスカート
飛行機に乗ると離陸から着陸までのほとんどの時間を席に座っていることになりますが、かなり足が疲れます。
足を組んでみたり、狭い場所でひざを上げてみたり、座席で足を動かすことがありますが、丈の長いマキシスカートならスカートがめくれず、存分に足を動かすことができます。
スカートは以下の2点をおさえて選びましょう。
- 腰回りがゴムであること
- しわ加工がされている、もしくはしわのできにくい素材であること
スカートの腰回りがゴムだと楽ですし、実は機内食を食べたり飲み物を飲んでいたりすると、お腹がいっぱいになります。満腹でもお腹が締め付けられないゴムが良いです。
また、長時間座っているとどうしてもスカートにしわができてしまいます。そのしわが目立たなければ、人の目を気にすることもなく観光に行けますね。
カーディガン、もしくはパーカーで体温調節をしよう
私は体温調節の為カーディガン、もしくは前開きのパーカーをよく着ています。
ちょっと暑い時や寒い時に脱ぎ着しやすいのがいいです。
丈の長いカーディガンはお尻まで隠れるので、保温もしっかりできます。
上着もゆったりめのものか、ストレッチ素材のあるものを選ぶと、席に座りながら楽に体を動かせます。
着圧ソックスで足のむくみを防ぐ
長時間座席に座っていると足がむくんで、足がだるくて本当につらいです。
私も何度も足のだるさに苦しまされてきました。それを防ぐのが着圧ソックスです。
着圧ソックスをはくことで血流が良くなり、足がむくむのを防いでくれます。
可能であれば、着圧ソックスや弾性ソックスを着用してください!
一般社団法人日本旅行医学会より引用
ふくらはぎに圧をかけることにより、深部静脈の血流速度が増加します。
血栓予防には血流を良くすることが重要です。
一般社団法人日本旅行医学会もロングフライト血栓症(エコノミークラス症候群)を予防するために着圧ソックスをはくことを推奨しています。
きつすぎると足が痛くなるので自分に合ったものを選ぶのが良いですね。
参考記事 長距離フライトのむくみ予防に!着圧ソックスUrona(ウローナ)の私のレビュー
ブラトップで胸の締め付けを防ぐ
女性にとってブラジャーは必要ではありますが、体を締め付けられるものでもあります。
機内ではできる限り楽になりたいので、ブラジャーの代わりにブラトップを着るとかなり楽です。
長距離を飛ぶ飛行機の中は日常とは異なる環境なので、いつも着用しているブラジャーでも気持ちが悪く感じる時があるので要注意です。
女子なら飛行機で着るとちょっと困る服装
ここまでおすすめの服装を紹介しましたが、逆に飛行機で着ない方が良い服装も紹介します。
- ジャージはちょっとカッコ悪いかも…
- 幅広のパンツは楽だけど避けた方が良い
- 着圧レギンスは絶対に不可
ジャージはちょっとカッコ悪いかも…
ジャージはかなり楽ですが、他の乗客の目もあるのであまりお勧めではありません。
私は何度も長距離フライトに乗っていますが、ジャージを着ている人を見たことがないです。
空港に到着した後トイレで着替えるのも面倒ですし、かといってホテルまでジャージで行くのもホテルでの印象があまり良いものにならなさそうです。
せっかくの海外旅行なのでおしゃれさは残しておきたいですよね。
幅広のパンツは楽だけど避けた方が良い
幅広のパンツは足も楽だし、動きやすいですよね。
私もガウチョパンツとかはいて飛行機に乗っていました。でも、トイレに入った時にちょっと問題が発生します。
機内のトイレは床に水がかかってしまっている時が多々あり、CAさんが適宜きれいにしてくださっていますが、掃除した後すぐにトイレに行けるわけでもないので、床に服がつかないか気を遣わなければなりません。
それが面倒くさくて、私は飛行機に乗る時はスカートにしています。
着圧レギンスは絶対に不可
足のむくみを防ぐものとして着圧レギンスもありますが、飛行機に乗る時にはいてはいけません。
注 ひざ下までのタイプ(ハイソックス)を必ず使用してください。ひざ上までのタイプの使用は、車中泊ではかえって危険です。
一般社団法人日本旅行医学会より引用
一般社団法人日本旅行医学学会が車中泊でのロングフライト血栓症(エコノミークラス症候群)を予防するための注意喚起をしています。
引用文は車中泊の内容ですが、飛行機の狭い座席でも状況は同じで、着圧レギンスをはくと危険と言われています。
太ももや腰を着圧すると逆に血流が悪くなり、血栓ができやすくなるのだそうです。
女性が着るべき長時間フライトのおすすめ服装まとめ
長時間フライトでおすすめの服装 | 長時間フライトで着ない方が良い服装 |
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◎ マキシスカート ◎ カーディガンや前開きのパーカー ◎ 着圧ソックス ◎ ブラトップ | ✖ ジャージ ✖ 幅広のパンツ ✖ 着圧レギンス |
長時間フライトではゆったりとした締め付けの少ない服を着ることと、脱ぎ着できて体温調節がしやすい服を選ぶことが大事です。
機内で快適にすごせて、そのまま観光にも行ける服装が不要な時間のロスもなく、海外旅行を満喫できますよ!