進化論で有名なCharles Darwin(チャールズ・ダーウィン)はLondon(ロンドン)の喧騒と大気汚染を避けるため、Londonから南東に約22km離れたKent(ケント州)にあるDowne(ダウン村)のDown House(ダウン・ハウス)に移り住みました。
ダウン・ハウスへの行き方
London Victoria Station (ビクトリア駅) | |
↓ | Southeastern Railway |
Bromley South Station (ブロムリー・サウス駅) | |
↓ | バス146番 |
Downe Church (ダウン・チャーチ) | |
↓ | 徒歩10分 |
Down House |
所要時間は約45分です。
Downeはかなり田舎で何もない村ですが、そんな所にLondonから1時間未満で行けるとは驚きです。
ダウン・ハウスの開館時間
Down Houseは現在English Heritage(イングリッシュ・ヘリテージ)が管理しています。
入館料 | £12.70 |
開館時間 | 水曜~日曜 10:00~16:00 |
通常水曜日から日曜日まで開館していますが、週によっては開館日が異なるので、ホームページで確認してください。
ダウン・ハウスの歴史
建物はビクトリア時代のもので、最初は格子状の装飾はなく真っ白な家でした。
Darwin一家が引っ越してきて、外観から内部に至るまで手を加えたそうです。
Charles Darwinは40年間住み、この家の寝室で亡くなりました。
オールド・スタディ
DarwinがOn the Origin of Species by Means of Natural Selection(種の起源)を書いた部屋はThe Old Study(オールド・スタディ)です。
1870年代に撮影された写真を元に、彼が使用していた家具や実験器具等を忠実に再現しています。
建物内部の写真撮影は禁止されているので、オフィシャルサイトの写真を引用しています。
展示室には種の起源の原稿やDarwinの衣服も展示されていて興味深いです。
ガーデン
DarwinはDown Houseの庭で進化論を発展させたそうです。
私は冬に訪れたので、花が全然咲いていませんでした。
![A Garden at Down House](https://www.mytabiuk.com/wp-content/uploads/2020/03/Down-House-DSC09660.jpg)
庭の中に温室があり、その中でランが栽培されていました。
Darwinはこの温室でランの生殖研究をしたそうです。
![orchid in the glasshouse of Down House](https://www.mytabiuk.com/wp-content/uploads/2020/03/Down-House-DSC09652.jpg)
ダウン村
Down HouseがあるDowneにはCharles Darwinの妻Emma(エマ)が眠っているSt Mary’s Church(セント・メアリー教会)があります。
彼自身はWestminster Abbey(ウェストミンスター・アビー)にお墓があるので、別々のお墓にいるなんてかわいそうだなと思います。
Emmaのお墓はHigh Elms Road(ハイ・エルムズ・ロード)の近くにあります。
![St Mary's Church in Downe](https://www.mytabiuk.com/wp-content/uploads/2020/03/Down-House-DSC09674.jpg)
![The sign of Downe](https://www.mytabiuk.com/wp-content/uploads/2020/03/Down-House-DSC09679.jpg)