ストーンヘンジとエイブベリーのイギリス二大環状列石をまとめて訪問

Salisubury(ソールズベリー)の北西にある世界的に有名なStonehenge(ストーンヘンジ)とAvebury(エイブベリー)です。どちらも巨大な石を円状に連ねています。

巨石を配置した紀元前の遺跡にはロマンがいっぱい。大昔に心を馳せてみましょう!

目次

世界的に有名な環状列石 ストーンヘンジ

ストーンヘンジは毎年100万人を超える観光客が訪れる観光スポットです。個人旅行で行く場合、ツアーで行く場合、両方の方法を紹介します。

ストーンヘンジへの行き方

SalisburyからStonehengeにはバスで行けます。

ツアーも出ているそうですが、私はThe Stonehenge Tour(ストーンヘンジ・ツアー)という会社のバスを利用しました。

夏は30分間隔でバスが出ていて便利ですが、冬は1時間間隔になるようです。

SalisburyからStonehengeまでは約20分から30分で到着します。

StonehengeはEnglish Heritage(イングリッシュ・ヘリテージ)が管理しているので、会員は無料で入場できます。また、National Trust(ナショナル・トラスト)の会員も無料で入場できます。

一般の入場料は£19.50です。入場料がかなり高いので、バスで往復する人は入場券込みのチケットを買う方がお得です。私はEnglish HeritageもNational Trustも会員なので、バスの往復運賃のみ支払いました。

開館時間は9:30~19:00です。Stonehengeは人気が高く、予約しないと希望の日時に入れないので、会員であってもEnglish Heritageのサイトで予約してください。

バスの乗降場所にStonehenge Visitor Centre(ストーンヘンジ・ビジター・センター)があります。ここからシャトルバスに乗ってStonehengeのある場所まで行きます。

2kmありますが、歩いていくこともできます。晴れていて風が穏やかな日は歩くのは気持ちが良いと思いますが、風が強いと30分も歩くのはきついと思います。

ストーンヘンジの歴史と謎

Stonehengeは石器時代の遺跡だそうです。

何の為に巨石をここに運んで作ったのか謎のままです。今のところ、太陽の動き等に関連付けて石を配置したのではないかと考えられているようです。

大昔の人々が天文学の知識から石の神殿を作ったとしたら、ロマンがあって素敵ですね。

今でも夏至の日にはStonehengeで夜明けを見る人が集まるようです。

Stonehenge phased plan
© English Heritage
  • 夏至の日にHeel Stone(ヒール・ストーン)とSlaughter Stone(祭壇石)を結ぶ線上に太陽が昇ります。
    Heel Stoneの左側には石を置く為の穴が開いており、Heel Stoneの左にもう一つ石を置き、2つの石の間に夏至の太陽が昇るように造られたと考えられています。
  • 冬至の日没はStonehengeの中で最も背の高いSarsen Stone(サーセン石)で造られた2本の支柱の間を太陽が通ります。
    現在は2本のうち1本が崩れてしまったので、見ることができません。
  • Stonehengeの外周部分にある4つのStation Stone(測量石)は日食を測る為にあるという説や月の出の方向に合うように置かれている説等があります。
    今は2つしか残っていませんが、Station Stoneを繋げると長方形になり、その中心はStonehengeの中心点と重なり、長方形の短辺はCircle of sarsen stones(サーセン石の円)の直径と長さが同じです。
One stone at Stonehenge
イルカの頭に見えるThe Heel Stone

Stonehengeの技術の中ですごいと思うのは、石にほぞを作って崩れないようにはめていることです。

Stone 56と呼ばれる最も背の高いサーセン石にほぞの突き出た部分を見ることができます。本来ならばそのほぞに合うサーセン石が上に乗っているはずですが、今は足元に落ちてしまっています。

Stonehenge

Stonehengeは外周を回って眺めるだけですが、その大きさに圧倒されました。建物が何もない牧草地にぽつんと立っているから余計にそう思うのかもしれません。

このまま他の石も崩れずに立ち続けていてほしいです。

Salisburyに戻るバス停に行くと、バスの運転手さんが小鳥に餌をやっていました。野生の鳥が人の手にとまって餌を食べるなんて驚きですが、小鳥がかわいかったです。

a bus driver feeding a bird

ロンドンから行くストーンヘンジ日帰りツアー

もしLondon(ロンドン)から日帰りでStonehengeに行くことを考えているなら、個人で行くより断然ツアーの方がお得です。

個人で行くと電車代が高くつきます。電車は購入時期によって値段が変動しますが、前日購入は6000円を超えます。

半日ツアーだと安い時期は8000円未満でStonehengeの入場料も含まれているので、料金を抑えられます。

【ロンドン発】世界遺産ストーンヘンジ・半日観光ツアー(午前 / 午後発択可・日本語オーディオガイド)

世界最大のエイブベリー・ヘンジ・アンド・ストーン・サークル

Avebury(エイブベリー)は、のどかな村になぜか巨石が置かれているといった雰囲気です。

ツアーには含まれない場所なので、個人旅行で行ってください。

エイブベリー・ヘンジ・アンド・ストーン・サークルへの行き方

SalisburyからAveburyに行きます。

直行のバスは無いのでSalisbury Reds(ソールズベリー・レッド)社の2番のバスに乗り、Devizes(ディバイジーズ)という町でStagecoach(ステージコーチ)社の49番のバスに乗り換えて、約2時間かかります。

Google Mapの航空写真を見るとよくわかるのですが、Aveburyは環状列石の中に町の一部が入り込んでいます。

バス停も円の中心部に近い場所にあるので、どの方向に行っても大きな石に出会えます。

エイブベリーの歴史

Avebury Henge and Stone Circles(エイブベリー・ヘンジ・アンド・ストーン・サークル)は新石器時代に造られ、現存する中では世界最大の環状列石です。

また、サークルの中に村があるのは、Aveburyだけだそうです。

この環状列石がどの順番で造られたか、何のために造られたのかもわかっていません。

中世には石が撤去されたり埋められたりしましたが、Alexander Keiller(アレクサンダー・カイラー)がこの土地を相続した後、石を元に戻し、今に至っています。

Avebury stone circle
Southeast Sectorの巨石

AveburyのHenge(ヘンジ:新石器時代に造られた周りに溝がある円形の土塁)周囲が約1.2kmあり、溝の深さは約9mあります。

ヘンジに沿うように直径330mの大きな石の円があり、その中に2つの小さな石の円があります。

Southern Inner Circle(南側の小さい石の円)の中心にThe Oberisk(オベリスク)と呼ばれる四角すいの石があり、何かの記念碑と考えられています。

きれいな四角形を本当に昔の人が作れたのか興味は尽きません。

Map of Avebury Stone Circles and Henge
© National Trust

AveburyはStonehengeと違って巨石に触り放題なのが良いです。

周りには羊が草をはみ、子供たちが走り回り、地元の人たちは散歩しています。村の人々が巨石と共に生活している風景が見えるのもAveburyの良い所です。

one big stone at Avebury stone circle
Portal Stoneにもたれられます

アレクサンダー・キラー博物館

Alexander Keiller博物館では、彼が発掘した考古資料が展示されています。

入場料は£5.00です。National Trustが管理しているので、会員は無料です。

私は巨石の周りを歩き回りすぎて博物館に行くことができませんでした。世界最大のストーンサークルを見くびってはいけません。

ストーンヘンジ、エイブベリー、2つの環状列石を回ってみて

今回は観光地化されているStonehengeと、地元密着のAvebury Henge and Stone Circlesを巡りました。

どちらも世界遺産に登録されていますが、管理方法の違いが面白いです。私はのんびりとした空気が広がるAveburyの方が好きです。

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